新そばが出回るようになった11月。18日(日)の午後に、そば打ち体験の教室を開きました。
指南役は、埼玉県の団体「吉川そば打ちめいじん会」の有志のお三方。今回は、群馬県の赤城深山の新そばを石臼で丁寧に挽いたそば粉を用い、ご入居者様も体験をしながら、二八そばを打ちました。
教室に参加された方の中には、そばで有名な地域ご出身の方もいらして、「木をノミでくりぬいただけのこね鉢が各家庭にあったわよ」「うちでは、母親が打ってたね」と思い出話がそこかしこで。「うどんなら家で作ってた」「うどんもなかなか大変なのよ?」と、うどん派の方も名人たちの手元を注視しながら、おしゃべりを楽しまれていました。
午後1時半から1時間程で3キロの粉が全てそばに仕上がり、最後はご試食タイム。打ちたて、ゆでたて、すりおろしたての本わさびもあり、爽やかな香りと共に新そばを堪能されました。
そばの質が決まる! 水まわし
水を加えても粘りが出ないそば粉は、粒子に水を均等に行き渡らせることでつなぎます。
練り
パンを作るというご入居者様。生地の扱いも慣れたものです。
延し
表面が滑らかになり、均一の厚さに延せたら、麺切りのために畳みます。
麺切り
そば打ちでは、切り5年とか。「練りや延しよりも、麺切りが一番緊張した!」
試食
16人のご参加者様が、新そばを手繰って旬を満喫。後でスタッフもいただきました。