ウエリスオリーブ鵠沼松が岡およびウエリスオリーブ鎌倉岩瀬で、アートプログラム体験会を開催しました。鵠沼松が岡では、3月26日(月)に開催で25人が参加され、鎌倉岩瀬は3月31日(土)に開き15人が参加されました。
皆様が体験されたのは、アートセラピー「臨床美術」というもの。紙やオブジェなどの創作活動を通して、脳を活性化し、認知症の予防や改善などを期待できると指摘されています。「臨床美術」はアートによる楽しい介護予防として、いま注目を集めています。
今回はサツマイモの量感画を描くことをテーマに、手元に本物のサツマイモが用意されました。身近な野菜のサツマイモを目で観察して描くのではなく、手に取り、ゴツゴツした形や質感、細やかな色彩の重なりなどを感じ取り、紙に表現するよう指導されました。
自由な創作活動で脳を活性化させる「臨床美術」は、絵を描くだけにとどまらず、様々な表現活動を行うのも特徴です。リラックスした雰囲気となるよう、合唱をすることもあります。季節に合わせ、今回皆様で歌ったのは『春がきた』。体験教室の場が和み、脳のコリも取れたようです。
絵を眺めるのは好きだけど、描くことは苦手と言われていた方も、1時間程度で見事なサツマイモの量感画を完成させました。最後にそれぞれ出来上がった作品に対して講評もあり、参加された皆様が充実した時間を過ごされました。