vol.15

しっかり運動!介護予防塾

90歳からでも筋肉をつけられる!

加齢に伴い、気力や体力など心身の活力が低下した状態を「フレイル(虚弱)」といいます。フレイル状態を放置していると健康や生活機能を損ない、要介護状態に陥るリスクが高まります。1年で体重が4〜5kg減った、疲れやすくなった、握力が低下した、歩くのが遅くなった、身体の活動量が減ったといった変化があれば要注意です。介護予防のためには、10分~20分は休まず続けて歩ける程度の歩行能力を維持しましょう。体全体の筋肉の6〜7割は下半身についています。筋肉の発達は20代がピークですが、何歳からでも筋量を増やせることが実証されています。体のバランス保持、歩くなどの動作に必要な下半身の筋肉を鍛えましょう。

やってみよう!正しい姿勢でウォーキング

転倒や閉じこもりの予防に、正しい歩き方を日頃から心がけ、日常生活の中での歩数をできるだけ増やしましょう!

【注意】正しい歩き方の姿勢になっているか、確認し合えるように2人以上で歩くとウォーキング中も安心、安全、かつ楽しいですね。