NTT都市開発では、サービス付き高齢者向け住宅と分譲マンションを一体開発し、多世代の家族が長く暮らせるコミュニティづくりをめざす「つなぐTOWNプロジェクト」を推進中です。「ウエリスオリーブ武蔵野関町」と隣接する分譲マンション「ウエリス武蔵野関町」とは、地域にも開かれたレストラン「つなぐカフェオリーブ」の利用や合同イベントの実施などで、居住者同士の交流を図っていきます。また、地域にお住まいの方とも交流を育める場として、併設するデイサービスも活用していく予定です。
今年の7月14日に開業した「ウエリスオリーブ武蔵野関町」では、初の地域交流イベントとして、レストラン内に開設した「まちライブラリー」オープニングイベントを企画。イベント当日の8月20日(日)は、ご入居者様を含めて地域からも集まった60人以上が、「まちライブラリー」の提唱者である礒井純充さんのお話に興味深く耳を傾けました。
「まちライブラリー」は、地域の方が「顔の見える関係」を取り戻せるよう働きかける場です。ライブラリーとはいえども、本は0冊から始まり、地域から寄贈されるおすすめ図書が集まって成立します。寄贈には「まちライブラリー」のルールがあります。寄贈する本との関係や感想をメッセージカードに書いて、ページの最後に差し込むこと。本を手に取った方は、寄贈者と本の物語にも触れる体験ができるわけです。さらに、読後に感想を書き連ねることで、一冊の本が本以上の意味合いを持っていく、まさに育つライブラリーなのです。
「共通の趣味を4、5人で語り合える場となるといいですね。ケーキやお茶も一緒だと、なお話がはずみますよ」と礒井さん。お話の後、早速ケーキを片手に本をめくる方や、絵本の読み聞かせをする親子の姿も。この日、多くの方が会員登録をされました。
まちライブラリーとは?
「まちライブラリー」は、「本」を通した「人」との出会いの場。 みんなで持ち寄った本で共有本棚を作ります。 持ち寄った本には寄贈者がメッセージを残して、 次に読んだ人が感想を書き連ねていきます。
会員登録は「つなぐカフェオリーブ」で行えます。
本の貸出、返却、本の寄贈方法など、詳細についてはカフェスタッフにお尋ねください。