vol.21

しっかり運動!介護予防塾

立ち座りが楽に!

太ももの前と裏全体の筋肉を鍛えることで、立ち座り動作がスムーズに!
腰痛の予防や緩和にもつながります。

やってみよう! 椅子スロースクワット

❶〜❸を3回繰り返して1セット、最初は1日1セットから始めましょう。
慣れてきたら、日常動作で椅子から立ち上がる前に1セット行いましょう。

基本姿勢をつくる

椅子に浅く腰掛け、足を肩幅に開き、手を両膝に置く。(手は膝につけたまま、顔を正面に向けた状態で❷❸を行い❶に戻ります)

POINT

・足の裏をしっかり床につける
・かかとを椅子に近づける

立ち上がる

体を前に傾けて、ゆっくりと4秒かけて立ち上がる。

POINT

・立ち上がった時に膝を伸ばし切らない

腰を落とす

膝に手をつけたまま、ゆっくりと4秒かけて腰を落とす。

POINT

・ドスンと一瞬で座らない
・お尻をぐっと突き出した姿勢から座ると効果UP!

●鍛えたい筋肉に意識を向けて行うことで、トレーニング効果が上がります。
ゆっくりと立ち上がる際には太もも前側、腰を落とす際には太もも裏全体とお尻に力が入り、筋肉がぎゅっと縮まる感じを捉えましょう。
●息を止めると血圧が上がってしまうため、声を出して数えながら行います。
●無理はせず、椅子から落ちないよう気を付けましょう。

参考/地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)