vol.3

イベントリポート

心も体も軽くなる「体ほぐしヨガ」開催!

ヨガをするときに大切なことは「今の体や心の様子を感じること」と小澤めぐみ先生。今日の体の調子はどうかな? ここを伸ばしたら気持ちが良いかな? 少しこわばっている? 一つひとつ体に問い掛けると、心身の変化や偏りが見えてくるそうです。

当日は簡単なウォームアップで皆様の表情が柔らかくなったところで、椅子に座った基本姿勢「山のポーズ」を行いました。一見すると、ただ椅子に座っているだけですが、下半身は山の裾野のように安定し、上半身は空を漂う風のように、力が抜けて軽やかなイメージをしています。ヨガでは、自然や動物の真似をするなど、イメージを大切にするそうです!

姿勢を整えたり、簡単な動きを呼吸に合わせて丁寧にゆっくり行うことで、神経が静まり、意識は体へ向かっていきます。体の左右差を感じたり、心拍を感じたり、自分と向き合う、まさに自分のためだけの贅沢な時間です。

体をねじるポーズは、腰回りの緊張を緩めるだけではなく、内臓を活性化する働きも。お腹をねじることで、内臓も雑巾を絞ったような状態になっているそうです。さらに内臓を意識して呼吸をすると、「今、お腹がなった!」と早速反応のある方も出てきました。

「腹式呼吸が難しければ、自然呼吸で構いません。頑張りすぎて息を止めていたら、息を吐いてみましょう。筋肉が弛緩して、痛みやコリがほぐれますよ」(小澤先生)。

小澤先生が指導する「体ほぐしヨガ」は、下半身をしっかりほぐすことを重要視しています。第二の心臓と呼ばれるふくらはぎのほか、足の付け根、膝裏などリンパ管や血管が集まっている部分をよくほぐすことで、脚全体が温まり軽く感じるだけではなく、全身の血流も良くなるのです。

ゆっくりとほぐし始めて10分ほどすると、「ポカポカする」の声があちこちから。約1時間半のレッスン後には、皆様の表情が一段明るくなったよう。「義務と思わず、思い出したときに行えば良い」とのアドバイスに、「それならできそう!」と笑い声も上がりました。

前に座る小澤先生の動作を真似するように体を動かしました。椅子に座った状態で上半身を動かすヨガもたくさんご紹介いただきました。