つなぐタウン合同イベント「消防訓練」
「ウエリスオリーブ津田沼」と隣接する分譲マンション「ウエリス津田沼」にご入居の皆様の交流イベントとして、4月15日(土)、合同で消防訓練を行いました。
事前に案内していた消防訓練の予定時刻の10時、施設内の火災警報器が一斉に鳴り響き、続いて避難勧告の館内放送を流すところから訓練は始まりました。設定は、「3階共有キッチンから火災が発生」。「ウエリスオリーブ津田沼」の各フロアに配置のスタッフが、まず1階へご入居者を誘導し、正面玄関から駐車場への避難経路をご案内しました。10時20分には「ウエリス津田沼」のご入居者も駐車場に集まり合流、無事に避難できました。
その後、併設のデイサービスを会場に、船橋市東消防署前原分署の消防士に10分ほど防災講話会を開いていただきました。住宅火災での死亡者数は全国で年間1000人以上、そのうち65歳以上が約7割を占めるそうです。住宅火災が起きたときに注意すべきは第一に煙。煙を吸わないように姿勢は低く、口にはハンカチなどを当てる。そして、外へ避難するときは運動靴や履き慣れた靴を履くこと。サンダルやスリッパでは安全の確保は難しいとのことです。
また、消火剤の代わりに水を充填した消火器を使って初期消火訓練を行いました。子どもたち、小さなお子さんと親御さんのコンビに混じり、多くのご入居の方々も真剣に消火体験をされました。
デイサービスへ戻ると待っていたのは、お子さんには嬉しいソフトクリームと綿菓子。非常食の試食もしていただき、非日常の体験はしばしの間続きました。
お部屋への帰り際に、多くの方が消防車の見学もされました。消防士に色々と質問をし、その回答に驚嘆の声を上げられる方も。消防士たちの常日頃の働きも知ることとなり、訓練の必要性を改めて感じるイベントとなりました。
地域交流イベント「体ほぐしヨガ」
オリーブ便り(Vol.3)に掲載の「体ほぐしヨガ」で新小岩にてご指導くださった小澤めぐみ先生が津田沼へ。4月8日(土)の午前中の約2時間、ヨガ教室を開いていただきました。地元町会からも参加者を得て、総勢26人が小澤先生のご指導の下、気持ちよく体をほぐすヨガを体験しました。
簡単なウォームアップの後、椅子に座った基本姿勢「山のポーズ」を始め、色々なポーズに挑戦しました。その中の一つ、背骨を動かしながら「これは何の動物のポーズでしょう?」と小澤先生が質問すると、少し間があった後に正答が。そうです。「猫」です。今度は猫のイメージをしながら行うと、皆様の動きがよりしなやかになりました。ヨガではイメージがとても大切なのだそうです。体験後には、「あっという間だった」「来て良かった」「楽になった」といった感想も伺え、和やかな会となりました。
心も体も元気になる!「絵本読み聞かせ」
たった数分で人の心を動かし、癒す力を持つ物。宝のような思い出が宿る物。そして、子や孫へ受け継ぐことのできる物。それが絵本です。
今、大人同士での絵本の読み聞かせが認知機能の改善に効果があると注目を集めています。絵と文章から登場キャラクターたちの心情を想像し、声をちょっと変えて読み上げる。またはそれを聞く。すると、読み手も聞き手も感情が高まり、物語から過去の経験や思い出が呼び起こされるのです。
6月4日(日)の昼下がり、JAPAN絵本よみきかせ協会認定の絵本よみきかせマイスター®である飛川淑先生、小野美也子先生の協力で「絵本読み聞かせ」教室を開催しました。読み聞かせの基本は、①うまく読もうとせず、②評価を気にしないこと。自分が気持ち良く読めればいいそうです。
同じ絵本でも読み手が違えば作り出される空想の世界は変わります。読み手と聞き手の心情の変化でも変わってきます。その時々の気持ちを込めて読むことで、いつも新しい世界が生まれ、1冊の絵本にたくさんの思い出が詰まっていくのです。
1時間半の間、ご参加の皆様は多くの世界を経験し、様々な記憶に感情を豊かにされたようでした。幼い頃に読んだ絵本や介護しながら母親に読んであげた記憶などがよみがえったと話される方々も。心が元気になると、体も元気になります。1冊あれば始められる素敵な体験、ぜひお試しください。
※絵本よみきかせマイスター®は、一般社団法人JAPAN絵本よみきかせ協会の登録商標です。